
血糖値をもっと身近に、もっとわかりやすく。
血糖コントロールのコツや健康情報を毎週1回お届けしていきます。
ぜひお気軽にご覧ください。
◆第4回 (6月24日掲載)
私のジェットコースター血糖値の驚きの内容
前回は、私が24時間血糖値測定をしたときに、
びっくりするほど食後の血糖値が高かったというお話をしました。
では、その「びっくりするほど高い数値」とはどれくらいだったのでしょうか?
実は私は、食後1時間以内に血糖値が200mg/dLを超えていました。
この数値がどれくらい高いのかを説明します。
日本糖尿病学会では、空腹時血糖値の正常範囲は110mg/dL未満とされています。
最近では100~109mg/dLも要注意と言われています。
また、食後2時間の血糖値(正確には75gブドウ糖負荷試験の2時間値)は、
140mg/dL未満が正常とされています。
200mg/dL以上になると糖尿病型と判定されます。
私の場合、空腹時血糖値は90mg/dL前後でした。
ところが食後30分頃から急上昇し、1時間以内に200mg/dLを超え、
その後急降下して2時間後には100mg/dL程度まで下がっていました。
空腹時血糖値も正常。
食後2時間値も140mg/dL以下。
そのため、一般的な健康診断だけでは問題ないように見えます。
しかし、食後1時間値は200mg/dLを超えていたのです!
本当にびっくりしました。
このように食後の血糖値が急上昇し、その後急降下する状態が、「血糖値スパイク」です。
血糖値スパイクは、通常の健康診断だけでは気づきにくく、
24時間血糖値測定によって初めて分かる場合もあります。
実は血糖値が140mg/dLを超える状態が続くと、
血管や神経に負担がかかり始めると言われています。
血糖値スパイクを毎日のように繰り返していると、血管が傷つき動脈硬化が進み、
将来的に心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる可能性があります。
また、毛細血管がもろくなり、末端の血流が悪くなることも考えられます。
あ~、恐ろしいですね!
さらに血糖値スパイクが起きると、
✔ 異常な眠気
✔ 頭がぼーっとする
✔ 全身がだるい
そして数時間後には、
✔ やる気が出ない
✔ イライラする
✔ 気分が落ち込む
といった症状が現れることもあります。
いかがでしょうか?
「私も当てはまるかも…」
と思った方は、一度24時間血糖値測定を受けてみるのもよいかもしれません。
私は早い段階で気づくことができて、本当に良かったと思っています。
次回は、
「なぜ私の血糖値はジェットコースターのように変動していたのか?」
についてお話しします。
私と同じように悩んでいる方に、
「解決策はあるよ!」
というメッセージをお届けできたら嬉しいです。
◆第3回 (6月17日掲載)
今回は24時間血糖値センサーとは?痛みや測定方法を解説します。
24時間血糖値センサーは500円玉ぐらいの大きさで、厚さは5mmぐらい。
センサーの裏には髪の毛ほどの細い針のようなものがついていて、皮下に入っています。
センサーは皮下のグルコース(ブドウ糖)をキャッチしてその情報をスマホのアプリに常に送っています。
なので、スマホを見ると今のグルコース値がすぐ分かるのです!
ではどうやって装着するのか?
そのセンサーを二の腕に装着します。
装着といっても、シャチハタのハンコを押すように「パチン」と付けるだけです。
つけるときの痛みはほとんどありません。 付けたら、スマホのアプリとBluetoothで同期するだけ!
それで、1日24時間×14日間のグルコース値測定が始まります。
*このコラムでは、わかりやすくするためグルコース値を「血糖値」と表現します。
そのことはまた別のコラムでお伝えします。
私が初めて24時間の血糖値データを見たときは本当に驚きました!!
装着して数日はあえて今まで通りの食生活を続けてみました。
朝の空腹時は正常範囲。
食後の値は正常とされる範囲の2倍まで上昇し、
その後急下降して4~5時間後には正常の空腹時の値より下がっていました。
まるでジェットコースターのような血糖値変動で特に昼食後の結果が顕著でした!
そして、その急上昇・急下降している時間帯と眠気、だるさ、集中力の低下を感じていた時間帯が
ピッタリ重なっていたのです!
「やはり原因はこれだったのか!」と確信しました。
次回は「なぜ私の血糖値はジェットコースターのように変動したのか」についてお話しします。
私と同じように悩んでいる方に、
解決策があるよ!というメッセージをお届けできたら嬉しいと思っています。
◆第2回 (6月10日掲載)
健康診断で異常なしの私が、なぜ24時間の血糖値を調べたいと思ったのか?
そもそも10年前に24時間血糖値を測るセンサーがあることを知らない人がほとんどだったと思います。
看護師である私が訪問看護をしていた時に、そのセンサーを付けている糖尿病患者さんを見ていたので、
そのセンサーの存在は知っていましたが、糖尿病の方でないと購入できないと思っていました。
健康診断で異常はなくても
✔食後の眠気がひどかった
✔午後頭がぼーっとして集中力が続かなかった
✔ふらついていた
✔夕方、異常にお腹がすいて甘いものをたべたくなった
✔甘いものを食べないと手が震えてきて意識が遠のいた
どうでしょう?
こんな状態だったので思うように仕事ができなかったんです!
甘いものが食べれなかったときの症状が低血糖だろうと予想がついたので、
食後や夕方の血糖値を知りたいと思ったのです。
そしてあるとき医学雑誌の中で、このセンサーを付けている医師の記事を見て、
自分でもこのセンサーを買うことができる!
ということを知り、早速購入して付けてみました。
次回は「初めて測定した日の驚きの結果」についてお話します。
私と同じように悩んでいる方に解決策があるよ!というメッセージをお届けできたら嬉しいと思っています。
◆第1回 (6月2日掲載)
はじめまして。
血糖コントロールアドバイザーの三浦久美です。
「血糖値」と聞くと、多くの方がまず「糖尿病」を思い浮かべるのではないでしょうか。
そして、「自分には関係ない」と思われるかもしれません。
実は私もそうでした。
健康診断では血糖値は正常範囲内。
そのため、血糖値コントロールは自分には必要ないと思っていました。
よって、私は若い頃から甘いものが大好きでよく食べていました。
また、パンやうどんなど炭水化物の多い食品も好んで食べていました。
体型は痩せ型で、20歳頃からほとんど体重も変わっていませんでした。
そんな私が40代半ばになって、自分に「血糖値スパイク」があることを知ったのです。
そこから私は、食習慣を見直し、自分に合った糖質量を見つけ、運動を習慣化するなど、
さまざまなことを試しながら血糖値を整えていきました。
このコラムでは、
・私自身の血糖値コントロールの体験
・実践の中で得た気づき
・血糖値が24時間見える化できるセンサーの活用法
・血糖値コントロールのコツ
・糖化予防について
などをお伝えしていきたいと思います。
私と同じように悩んでいる方に、
「大丈夫。解決のヒントはありますよ」
というメッセージをお届けできたら嬉しく思います。
※次回は”血糖値を測定した経緯について”お伝えいたします。
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