◆第7回(7月16日掲載) 24時間血糖値測定で変わったこと

前回は、体重100kgを超えるマーケッターの方が24時間血糖値測定を受けられ、

ジュースや空腹時のおにぎりで血糖値が大きく上昇したというお話をしました。

では、この方は14日間で、どのようなことに気を付けていったと思いますか?

仕事のスタイルは、なかなか変えることはできません。

また、普段から運動をしていない方に、急に運動を始めましょうとお勧めしても、

続けることは簡単ではありません。

そこで、初めに取り組んでいただいたのは、食事内容の見直しと食べ方でした。

まず、ジュースや加糖のカフェオレは、ご本人から「やめます!」と宣言され、それ以降は飲まなくなりました。

また、食べる順番も工夫しました。

野菜や海藻、きのこ類、またはタンパク質を先に食べ、

炭水化物やでんぷんなどの糖質は後から食べるようにお伝えしました。

特に、水溶性食物繊維が豊富なめかぶ・もずく・わかめをおすすめしました。

実際に、めかぶともずくを食べたときの血糖値データを比べてみると、

この方の場合はめかぶのほうが血糖値が上がりにくいことが分かりました。

それ以来、めかぶを積極的に食べるようになりました。

また、早食いをすると血糖値が急上昇しやすいことも分かったため、できるだけよく噛んで、

ゆっくり食べることを意識するようになりました。

仕事のスタイルは変わっていないので、劇的に良いデータになったとは言えません。

それでも、

「食べることを意識するようになった。」

「食べ物の味をしっかり感じられるようになった。」

「ジュースやお菓子を口にすることが少なくなった。」

「ズボンのベルトの穴が一つ小さくなった!」

と、とても喜ばれていました。

このように、24時間血糖値測定をすることで、今までの生活習慣を振り返ることができます。

そして、自分の血糖値データを見ることで、

「分かっているけれど変えられなかった習慣」を「これなら変えてみよう!」

という気持ちに変わっていくのです。

その小さな積み重ねが、5年後、10年後の健康につながっていくと私は思っています。

病気を予防し、元気な毎日を送るためにも、生活習慣を見直すきっかけとして、

24時間血糖値測定はとても役立つ方法の一つです。

次回は、

「糖質の摂り方」についてお話しします。

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