◆第15回 舌をきちんと使えていますか?

「よく噛んで、ゆっくり食べましょう」とお伝えすると、 「噛んでいるうちに、食べ物がなくなってしまうんです」 という方がいます。

実は、噛む時に働いているのは「歯」だけではなくて 舌(ベロ)も大切な役割をしているのです!

舌は、食べ物を奥歯へ運んだり、噛んでいる途中で歯の上に戻したり、 唾液と混ぜたり、細かくなった食べ物を集めたりしています。 舌の動きをじっくり観察してみて下さい! ここで観察ポイントを3つお伝えしますね ① 舌で食べ物を奥歯に運んでいますか?

噛んでいるうちに食べ物がなくなってしまうのは、 食べ物を舌を使って左右の奥歯の上に乗せることが うまくできていないのかもしれません。

② 舌で食べ物を集めていますか?

噛んでいるうちに細かくなった食べ物を、 舌で集め、唾液と混ぜていきます。 そうすることで、飲み込みやすくなります。

③ 飲み込む前の状態を感じていますか?

1口20〜30回噛みましょうとお伝えしていますが、 実は数噛めばいいというわけではないのです。 奥歯ですりつぶして細かくなった食べ物を 舌で食べ物の大きさや硬さを感じ、 なめらかになったら、その時が飲み込むタイミングです。

どうでしょう?

このように舌の動きを観察しながらしっかり噛んでいると 自然と食事のスピードもゆっくりになります。

これが、消化・吸収が遅れて、 その結果、 食後の血糖値の急激な上昇を緩やかにすることにつながります!

「何回噛んだか」だけを気にするのではなく、 「今、舌を使って食べ物を感じているか?」 ぜひ次の食事で、舌の動きを意識してみてください。

いつも何気なく使っている舌ですが、 実は血糖値コントロールにもつながる「食べ方」を 支え

ている大切な存在なのです。

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次回は、自律神経と血糖値についてお伝えします。

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