「よく噛んで、ゆっくり食べましょう」とお伝えすると、 「噛んでいるうちに、食べ物がなくなってしまうんです」 という方がいます。
実は、噛む時に働いているのは「歯」だけではなくて 舌(ベロ)も大切な役割をしているのです!
舌は、食べ物を奥歯へ運んだり、噛んでいる途中で歯の上に戻したり、 唾液と混ぜたり、細かくなった食べ物を集めたりしています。 舌の動きをじっくり観察してみて下さい! ここで観察ポイントを3つお伝えしますね ① 舌で食べ物を奥歯に運んでいますか?
噛んでいるうちに食べ物がなくなってしまうのは、 食べ物を舌を使って左右の奥歯の上に乗せることが うまくできていないのかもしれません。
② 舌で食べ物を集めていますか?
噛んでいるうちに細かくなった食べ物を、 舌で集め、唾液と混ぜていきます。 そうすることで、飲み込みやすくなります。
③ 飲み込む前の状態を感じていますか?
1口20〜30回噛みましょうとお伝えしていますが、 実は数噛めばいいというわけではないのです。 奥歯ですりつぶして細かくなった食べ物を 舌で食べ物の大きさや硬さを感じ、 なめらかになったら、その時が飲み込むタイミングです。
どうでしょう?
このように舌の動きを観察しながらしっかり噛んでいると 自然と食事のスピードもゆっくりになります。
これが、消化・吸収が遅れて、 その結果、 食後の血糖値の急激な上昇を緩やかにすることにつながります!
「何回噛んだか」だけを気にするのではなく、 「今、舌を使って食べ物を感じているか?」 ぜひ次の食事で、舌の動きを意識してみてください。
いつも何気なく使っている舌ですが、 実は血糖値コントロールにもつながる「食べ方」を 支え
ている大切な存在なのです。
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